03.31
Fri
2016-17s 2017. 03.31.Fri.09:12
90点越えないと一桁順位に入れないという、すさまじい時代に入った男子フィギュア・ショートプログラム。

2017WC-menSPresult.jpg
http://www.isuresults.com/results/season1617/wc2017/SEG001.HTM

ファイナルと今大会のプロトコルから、羽生さんのところだけ抜粋。

2016Final-menSP.jpg
http://www.isuresults.com/results/season1617/gpf1617/gpf1617_Men_SP_Scores.pdf

2016WC-menSP.jpg
http://www.isuresults.com/results/season1617/wc2017/wc2017_Men_SP_Scores.pdf

こうやって並べて見ると、今回、サルコウコンボ以外は決して悪くないどころか、そのミスとレイトスタートの減点がなければ、十分パーソナルベスト更新も可能な内容でした。でも、難易度を上げたすべてのジャンプも含めてのトータルパッケージを目指している現在の羽生さんにとっては、たぶん今は周囲のどんなフォローの言葉も素直に喜べるものではないかもしれませんね。



私たちが知ることができるのは報道で流れているごく一部の写真やニュース、細切れの映像だけなので、それで判断するのは無理があると承知してますが、現地入りからしばらくは表情も穏やかだったけれど、本番が近づくにつれ、笑顔が減っているようにも見受けられました。ただ、それは本番に向けて必要な緊張感の高まりのためで当然でしょうし、四大陸のときとは違って、決して悪い印象はなかったのですが・・・。あえて言うなら、集中しすぎ?特にサルコウコンボは今季はじめて入れたこともあって意識しすぎ?なのでしょうか。

試合展開としては、4年前と3年前、ソチ五輪前後のワールドを思い出しますが、2013ロンドンワールドは、体調の問題と経験の差もあり少し状況が違うかもしれません。2014さいたまワールドは、五輪王者のプレッシャーだけでなく、そこに至るまでショート「パリ散」でノーミスを続けていたことによる自分への精神的重圧も決して少なくなかったでしょう。けれど、五輪の疲れも残る中で、フリーではその意識をきっちり調整してきました。

今はあの頃よりも技術が向上していて、それは彼だけでなく周囲も同じで。
勝利を掴むには、おそらく注意すべき点も増えていて、同じようにはいかないのでしょう。
でも、現状のハイレベルな男子シングルの突破口を開いたのは、間違いなく羽生さん本人なんです。
体調さえ問題ないのなら、あとは意識だけ。自分を信じて。練習を信じて。

そして、私たちも大丈夫と信じるだけ。
応援しています。





今回のクレイジー、オーディエンスとめっちゃ「コネクト」してたよね!
足換えシットスピンのあと、ジャッジ対面客席に向かって「聞こえないよ~」のアドリブ?

2017WC-SP2.jpg

どんな表情してたのか、観たかったーーー(笑)。


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コメント
蒼森さん、こんにちは。
一晩たって、少しは気持ちが落ち着いてきました。

心身とも充実して、とても良い練習が積めてきた感満載の現地入り。
だんだん、殺気を秘めているような、内に溢れるような気合がマグマのようにふつふつと沸いているような、今まで見たことのない顔になってゆき、それが良い方に作用して欲しいと願って迎えたSP。
サルコーのミス以外は、ほんとに素晴らしかったですね!
ファイナルとの比較、載せてくださりありがとうございます。演技構成点、すっかり一緒なのですね。世界観としては完成形を見せていただいたので、あのミスだけが本人も悔しくて堪らないでしょうし、痛かったですね。
上の4人が今までのスケート人生最高のSPだっただけに、ノーミス対決に加わって、そうすればおのづと自己の記録も更新しただろうし。

でも、フリーはまた別物。基礎点ではハビと10点ぐらい差があるので、逆転は不可能ではないと思うのですが、そんなことより、フリーは無心で、フィンランドの森と湖と氷やオーロラの精の力が入ってくるような、羽生くんのしかできない、この世のものとは思えない滑りをして欲しいです。この地で完成させないでどうする!という気持ちです。そして、できると信じてます。
その先の結果は神のみぞ知るで。
 
ネイサンの6クワドは基礎点の計算も恐ろしい・・・
彼もフリーは開き直っておもいっきりやってくるでしょう。
ここまできたら、フリーも最終グループ、ノーミス対決観たい気もします。
とにかく歴史にのこる大会になりそうですね!
観てないけど、ペアも凄かったようですね。ペアの女性の強さには誰も勝てない。ぶるぶる。
今夜の女子は自分の演技を思い切ってやって欲しいだけです。
皆、がんばれ!


くり | 2017.03.31 17:09 | 編集
くりさん

コメント本当にありがとうございます。
なんか読んでて泣けてきました。私が泣いてどうするって話ですが。

少しだけ現実的な話をすると、今季はこの大会後、もしかしたらもう一度演じる機会があるかもしれませんね。もしあれば、ですが、終わったことは終わったこととして気持ちを切り替えて、プリンスはそこで本当の完成形をやろう。でも、Hope&Legacyは、
>この地で完成させないでどうする!
私もそう思います。

ツイでも流しましたが、昨日の練習風景ではリラックスした表情もずいぶん見られていましたので、少し安心しました。羽生くん自身が思うこのプログラムの形をこの地で演じきれるよう心から祈っています。

女子もみんながんばりました。
枠のことは気にしなくていいと言ったところで、きっとご本人たちは責任を感じてしまうでしょうが、ファンは本当に本当にそれぞれの一生懸命な姿に感動をもらっているだけで、感謝しかないです。堂々と帰ってきて欲しいです。
蒼森 | 2017.04.01 10:15 | 編集
蒼森さん、こんにちは。
女子はほんと皆がんばってくれました。
若葉ちゃんと理華ちゃんは悔しい気持ちはあるでしょうが、精いっぱい強い気持ちを持って滑り切ったことが伝わる演技でした。

舞依ちゃんにはほんと感動しました。ライストで見ていましたが、強い心で舞依ちゃんの素直でさわやかで、ゆるぎない技術のスケートをやりきってくれて、そして万雷の拍手とスタオベ、ほんとに興奮しました。何度見直しても涙です。

さあ、いよいよ男子フリー。追い込まれると強い彼が、今シーズン溜めていた力を全て出し切っての素晴らしいホプレガの完成を、祈りながら応援したいと思います。
くり | 2017.04.01 12:17 | 編集
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